週刊はたけっち・バックナンバー

◎ vol.25 
9月7日(金)

所属する警察委員会の県内視察でした。
まず、嘱託警察犬の活動状況並びに訓練内容を視察いたしました。

埼玉県の「嘱託警察犬制度」は、長く、昭和29年5月から、民間が飼育する犬の中から審査基準に合格した優秀な犬に及びその指導士を期間を定めて嘱託し、事件発生の際は、出動要請して犯罪捜査等に活用しています。

審査は大変厳しく、本年は合格率64%で、65頭しか合格していません。嘱託指導士は、47名でうち27名が女性です。
しかし、埼玉県レベルは大変高く、昨年も臭気選別部門で日本チャンピオンを出しているそうです。説明のあと、訓練の模様を見させていただきましたが、指導士の命令一下で、素早くまた鋭く働く警察犬の姿に大変驚きました。

遠隔号令で警察犬を自由にコントロールする訓練

証拠物品等の重要物品を監守する訓練

ゲリラ対策・火炎ビン対処訓練

写真は上から、遠隔号令で警察犬を自由にコントロールする訓練(個人服従)、証拠物品等の重要物品を監守する訓練(物品監守)、ゲリラ対策・火炎ビン対処訓練です。

午後からは、浦和警察署にある「交通管制センター」と、県庁内の「通信指令課」を視察いたしました。
お互いに交通事故を起こさないように努力したいものですが、もし、交通事故を目撃したら、携帯電話からでも通報をお願いいたします。ただその場合は、できるだけ、現場から動かないようお願いいたします。もし、携帯電話の電波が切れた場合は、場所を特定するのが大変困難になります。

さらにひったくり事件などで、犯人が逃走した場合でも、通報が早ければ、警察ヘリコプターを出動させることにより、犯人を速やかに逮捕できる確率が高くなるようです。現に本年草加市で発生したひったくり犯人は、空からの追跡で見事逮捕されました。 それから、お願いですが、いたずら電話での「110番」通報は絶対しないようにお願いいたします。


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