週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2002年2月01日号 vol.05 
1月26日(土)

高校、大学のずーと後輩の結婚式でした。彼の中学時代に交流があったことが縁で呼んでいただきました。今や、大学の助教授となって活躍しています。素晴らしい後輩を持つとこちらも励みになります。

「満面に 笑顔の中の 宴かな」

1月28日(月)

午前中は団会議が開かれ、午後より、京都に個人視察に出かけました。この日は、京都府議会議員をしている創価大学の2期先輩と、夕食を共にしながら、意見交換をいたしました。
さいたま市も明年4月いよいよ政令指定都市になるわけですが、政令指定都市選出の府議会議員の役割などについて、話を伺いました。
先週に次いでの東海道新幹線でしたが、また一句。

「いつ見ても 悠然たるや 雪の富士」

1月29日(火)

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午前中は、「大学コンソーシアム京都」に赴き、社会人対象の「シティーカレッジ」や大学入学資格を持つ「科目等履修生制度」などの取組を視察しました。
「シティーカレッジ」については、1期生の時にも視察に来ましたが、まだそのときは、「大学コンソーシアム京都」もできてなく、同志社大学内に事務局が置かれていました。あれから、5年ほど立ちましたが、格段に充実していたばかりでなく、市民の参加者も倍以上になっていました。
さらに、産学官の情報拠点やアーカイブも「大学コンソーシアム」内に設けられておりました。写真は、京都市の財産である二条城内の襖の絵をデジタル処理しプリントアウトしたものです。これを売った収益の一部は、京都市に入り二条城の文化財保護に使われるそうです。いやー、よく考えてます。

神辺西中学校・藤原幸博校長

終了後は、広島県神辺(かんなべ)町の神辺西中学校に行きました。この学校は、一昨年(2000年)に9月に2人の生徒に「出席停止処分」を行ったことで有名ですが、当時「苦渋の決断」をした藤原幸博校長にお話を伺うためです。
まず、着くなり私の目に「遠くからようこそいらっしゃいました」との板書が玄関から飛び込んできました。校長先生の人柄が一瞬にして分かったような気がしました。それから約2時間に渡ってお話を聞くことができました。
伺ってみると、マスコミ報道の中身が十分でないかがよく分かりました。苦渋の決断をするまでには、校長初め全教職員が文字通りすべ てをなげうって問題行動を起こす生徒に関わってきたか、よく分かりました。また、出席停止したあとの2週間も勉強を教えに行き、話を聞きに行くなど、昼もなく夜もなく家庭訪問していました。そしてそれは、学校が落ちつて今でも、「ぶらり訪問」と称し、続いています。

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また、私が平成7年に提案した「私の生き方ふるさと講演会」と同趣旨の取組も昨年から行っているそうです。そのために、空き教室を利用し「ふれあい教室」に、地域の高齢者に使っていただきながら、生徒との交流もはかってもらっているそうです。帰りには、校長先生の著作『わかりあえる日のために』と色紙をいただいてしまいました。
本には、「不惑現象 探求本質」「卑屈に なるとも なりきれず 飾るほどの なにもなし ただ おのれを おのれを 語るしかない」との含蓄のある記号がされておりました。
藤原校長先生、神辺町教育委員会の石井指導主事、お世話になりました。

「教育の 心を見たり 神辺路」

1月30日(水)

午後2時より、平成13年度第2回埼玉県医療審議会が開かれました。今回は、「第4次埼玉県地域保健医療計画(案)」の最終的な審議でしたが、前回私が提案した、「予防医学」の観点や、「学校現場での性教育」が盛り込まれることになりました。

「県民の 立場に立って 審議会」

1月31日(木)

午後7時より、県本部「男女共同参画プロジェクト」主催の「女性と年金」に関する研修会を行いました。講師には、静岡大学の馬居教授にお願いいたしました。全議員の過半数を超える方々に参加いただき、中身に濃い充実したものとなりました。私は、当プロジェクトの顧問として挨拶をさせていただきましたが、今日的課題として、今後とも我々地方議員が真剣に取り組んでいかなければならないものだと実感しております。
また、県本部の政策局長としても様々な政策的課題を議員の皆さまと共に取り組んでまいりたいと思います。

「改革に 忘れてならぬ 人情け」

2月1日(金)

午後5時半より、神崎代表、土屋知事を迎えて、公明党県本部主催の「新春賀詞交換会」が浦和東武ホテルでホテルで開かれました。
私も役員の一人として参加いたしました。が、今週は家中が風邪(一部インフルエンザのよう)にかかってしまい、私まで水曜日あたりから調子が悪く、ご迷惑をかけてしまいました。体調管理には、万全を尽くさなければならないと反省しきりです。
おかげで今週は、駅立ちもできないで終わってしまいしました。
皆さんも、風邪には十分ご注意を。

「冬晴れも どんより見える 病みの中」


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