週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2002年5月24日号 vol.22 
5月27日(月)〜5月29日(水)

文教委員会の遠県視察が行われました。文教副委員長として、視察先を選定するなど、自分なりに取り組んだので、参加委員の反応が気になりましたが、概ね充実していたとのことでしたので、安心しました。

27日は、福岡市立博多小学校に赴きました。ここは、ガラス張りの校舎と教室の壁がないことに特色のある小学校です。〈写真1〉のように、体育館は、地下にありガラス張りのため、道路から道行く人が児童が今何をやっているかが見られるような仕組みです。
〈写真2〉の私の後ろの教室には、仕切る壁がありません。職員室がなく、教師コーナーが各フロアにあるので児童が気軽に先生と話が出きるようです。
外から見られるということは、安全性も高くなり、教師にとっても緊張感が常にあるので、資質向上に役立っているようです。 また、児童の集中力が増したようです。一方ストレスがたまるのではないかとの心配があります。いずれにしても、大胆な発想の転換には、驚きました。

「伝統の 街を映せし ガラス張り」

写真1
〈写真1〉

写真2
〈写真2〉



佐賀市立城南中学校

28日午前中は、佐賀市立城南中学校に行きました。ここは、かつて私と高橋幸寿議員が視察に行ったところで、大変有意義な取組をしていたので、今回文教委員会の視察に選びました。
ここでは、教科教室制と取っていることが特長ります。通常、中学校では、ホームルームに教科の先生が来て授業が行われましが、ここでは、教科ごとに教室が決まっているので、生徒がその教室に移動することになります。そのことによって、自主的に授業に取り組む姿勢をつくろうとするもので十分な成果を上げているようです。埼玉県内では、加須の平成中学校がこの手法を取り入れております。


佐賀県立宇宙科学館

28日の午後は、佐賀県立宇宙科学館に行きました。宇宙発見ゾーン、佐賀発見ゾーンなどの展示コーナー、プラネタリウム、天文台など充実した施設になっておりました。ここは、武雄温泉保養村の緑に包まれたところにあることから、遠足などと一体で活用されたり、親子連れなどが入館することが多いようです。

「葉隠れの 里でロマンを 見る日かな」



photo

29日午前中は、長崎原爆資料館に行きました。平成8年に立て替え完了になったようで、大変きれいな建物でした。数多くの地元小学生や、修学旅行の中学生が見学していました。
平和学習が大変重要であるからこそ、なぜ、日本は軍国主義になることを防げなかったのが、そのことをしっかり総括し、学ぶことが重要であることを改めて実感しました。

「平和への 願いと決意の 長崎行」


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