県議会中小企業・雇用・景気対策特別委員会として、神戸、大阪、京都と視察してきました。今回は、いずれも政令指定都市となりましたが、さいたま市が明春政令市の仲間入りをするので、その観点からいくつか質問してみましたが、政令指定都市と件の役割分担と協力関係を構築するのはなかなか難しいようです。
初日は、三菱重工神戸造船所を見させてもらいましたが、今後、いわゆる関連の下請け業者さんが、仕事をもらうためには、何か付加価値をつけなければ、三菱重工といえども難しいようです。
大阪産業創造館
翌日は、神戸市復興支援工場に行きました。あの阪神淡路題意震災から早くっも7年半が経ってしまいました。大きく復興が進んでいますが、ケミカルなどの神戸の地場産業を支援するのは大変こととの実感を持ちました。しかし、震災という過去のことにこだわっていたら、なかなか自立できないようです。その辺のバランスが大変難しいようですが、残念ながら、復興工場の家賃を払えないところもあるようです。この現実に目を向けながら地に足をつけた今後の支援のあり方を考える必要性を感じました。
その後は、大阪産業創造館に行きました。さすが、「天下の台所」大阪、昔のように、ものが集まり人が集まるような活気ある町にしようと懸命の努力をされておりました。
「メリケンの 波止場にそよぐ 秋の風」
インターネットを通した相談などの体制は大変参考になりました。
最終日は、京都商業会議所のあと、和菓子の老舗「俵屋吉富」さんに行き、社長の伝統文化に根ざした和菓子づくりの話をじっくり伺いました。大変感動いたしました。
「秀吉の 昔を今に 創造館」
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