週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2003年07月11日号 vol.27 
7月7日(月)〜11日(金)

6月定例会の常任委員会、特別委員会、本会議と続きました。
常任委員会では、総合政策委員会に所属し職員の昇給年齢の引き下げに関する条例改正案などに賛成をいたしました。民間では大変厳しい経済状況の中懸命に努力されているのですから、民間との格差を是正し県予算の縮減にも効果の大きいこの条例案に賛成することは当然だと認識しています。
特別委員会では、教育改革について、執行部の説明を求めた上、各委員からの質疑がなされました。今議会から、私が正副委員長会で申し上げたとおり、特別委員会の活性化が図られることになっており、質疑の後意見・提言を述べる機会がありました。私からは、「改革には、スピーディーな対応と情熱が必要なこと」を申し上げました。

「改革の あつき情熱 さらに今」

7月11日(金)

6月定例会最終日。波乱の幕開けとなりました。知事の長女が昨日逮捕されたことを受け、本会議冒頭、知事から陳謝の挨拶がありました。その後、各委員報告を行った上、暫時休憩となりました。
議会運営委員会で決定したとおり、午後から、知事の政治資金管理団体「地方行政研究会」を巡る政治資金規制法違反事件に関して各会派から緊急質問が行われることになっておりましたが、休憩中に知事室、知事公館等に捜査が入りました。
これを受けて、緊急質問の扱いをどうするのか、正副委員長、各会派の団長、議運の正副委員長を交え会議を行いましたが、県民から付託を受けた議会として、きちっと質すことは質すのが筋であるとの我が党などの強い主張で緊急質問を行うこととなりました。我が党は、山本団長が進退問題も含め、県民の立場から7点に渡って質問をいたしました。知事からは、「県民の信頼回復のために懸命に取り組みます」「長女の資金流用については、全く知らなかった」等の答弁がありました。
この間は、私は、議運の副委員長として県民の立場に立った議会運営になるよう全力で取り組んでまいりました。
6月定例会終了後、知事にあっては、知事公館において県幹部等と相談の上、辞任を決意されたようです。
ここまで至ってしまった原因や背景を十分検証しなければ成りませんが、今いえることは、埼玉の一つの時代に区切りが打たれ新しい時代に始まろうとしていることです。その時代は、民衆にための時代にしなければならないと決意しております。

「改革の 時が来たれり 彩の国」


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