両日に渡って、滋賀県の視察に行って参りました。初日は、「安心歩行エリア」や「事故危険個所対策」などへの提案を行っている積水樹脂の「新製品発表会2003」(滋賀県竜王町)を見てきました。
百聞は一見に如かず、でユニバーサルの観点から交通安全施設について提案していることにいろいろはヒントを見る思いがいたしました。
特にこれからの安全施設もできる限るソーラーシステムを利用するとの観点やリサイクル原料を利用するとの観点は、循環型社会を目指す我々にとって大事な点だと実感いたしました。
また、安全対策を重視したユニバーサルデザインがまちづくりの段階から必要だと言うことも実感しました。
二日目目は、「黒壁」を中心としたまちづくりで有名な長浜市の黒壁ガラススクエアを視察しました。
まず、「まちづくり役場」で山崎弘子事務局長の熱意溢れるレクチャーをいただき、実際に黒壁ガラス館やオルゴール館はじめスクエアを散策いたしました。
山崎事務局長は、長浜市民のDNAがまちづくりを成功させたとおっしゃっておりましたが、秀吉公から始まる長浜の歴史と市民の自治意識の高さ、また、曳山をなくしてはいけないとの市民の情熱が全国的にも有名になったまちづくりを成功させたのではないかと実感いたしました。
歴史と文化のある町ですが、「ガラス」という、今までの歴史にも文化にも関係ない「もの」を持ってきて成功させたところに、その先見性とその後の取り組みに対する執念の大きさを実感しました。かつて行った七尾市の例もそうですが、やなり「だれか」が中心となって執念を持って取り組まないとなかなかまちづくりは成功しないように思いました。これらを参考にし、我がまち、さいたま市のまちづくりに寄与したいと思っております。
5日の夜は、浦和ワシントンホテルで開かれた「朝鮮民主主義人民共和国創建55周年祝賀宴」に来賓として参加いたしまた。
両国間には、様々な課題が横たわっておりますが、互いに自国の歴史を謙虚に顧み反省すべきは反省し、その上で互いを尊重し合うことが大事であろうと実感しました。「国」は、「民」のためにあります。「民」のための安全であり、平和でなければなりません。その上からも、「国」と「国」の交流だけでなく、民衆レベルの相互理解と交流が大事であるとも思いました。
「秀吉の まちに広がる 活気かな」
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