週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2005年02月07日号 vol.07 
2月7日(月)

茨城県藤代町にある、特別養護老人ホーム「藤代なごみの郷」を視察してまいりました。ここには、部ループホームが隣接されておりますが、どちらもスペースをゆったりとり、スタッフの人数も充実しておりました。なにより驚いたのは、近くの乗馬クラブと提携し「乗馬セラピー」を実施していることです。NHKでも報道されたそうですが、入居者の中には、馬上で背筋を伸ばす人も出ており、大変効果が上がっているようです。施設を運営している社会福祉法人エンゼル会の小林義男理事長に伺うと、入居者の中には「要介護度」が低くなる方もいらっしゃるようです。かつて県の特養を建設したときに、職員が「元気になってもらい自宅に戻ってもらうことが理想」と話していましたが、小林理事長達の取り組みはもっと評価されても良いように思いました。


「献身の ヘルパーの顔 輝けり」


2月8日(火)〜9日(水)

議会運営委員会として、東京都議会並びに静岡県議会を視察してまいりました。東京都議会では、予算特別委員会並びに決算特別委員会における審査について調査をいたしました。静岡県議会では、特に特別委員会の設置について調査をいたしました。


本県では、昨年度はじめて「予算特別委員会」を設置いたしました。昨年の議会運営委員会で骨子をつくったわけですが、私は、副委員長として案の作成に尽力させていただきました。県議会初の予算特別委員会では、副委員長を仰せつかり、審議の円滑な流れに努めました。


他県に行くたびに思うのですが、議会運営は自治体ごとにかなりの特徴があります。それがまた、一つの歴史になっているとも言えますが。


「そびえ立つ 摩天楼のごとき 議会かな」
(都議会での実感です。都の職員が「老朽化してきた」と言ったのには、二度びっくりですが)


2月11日(金)

上福岡市の伊藤英夫先生のお宅を今村とよ子市議と共に訪問いたしました。伊藤先生は、日大付属板橋病院で中央放射線部の事術長としてご活躍なさった方です。先生が現役の時、治療されていた患者さんが盆栽を栽培することによってガンが6年間再発しなかったとの事例を目の当たりにして、盆栽にふれることによって免疫力が高まるのではないかとのお考えを持ったそうです。


本県とさいたま市が協同で、「国際盆栽会館(仮称)」を北区に建設するのを機に、「盆栽」を医学的な療法としても活用できないかと、今村議員と話し合っているところです。伊藤先生からも十分可能性があることではないかとのサジェスッションをいただきました。今後さらに研究してみたいと思います。


「盆栽の みどりに強き 力かな」


2月13日(日)

本日は、「三貫清水の会」のボランティア及び意見交換会に参加いたしました。さいたま市北区奈良町の斜面林からわき出る清水は、太田道灌ゆかりの湧き水ですが、地域の有志が毎月、周辺の環境の保全と清掃活動を行っています。私も3年ほど前から参加させていただいております。清掃活動終了後は、奈良町自治会館で意見交換会を行いました。今回は、会則の制定と年間行事について及び今後の要望活動について話し合いました。皆さん、三貫清水に対する思い入れが強く、貴重な意見がどんどん出されました。私も率直に意見を申し上げました。


三貫清水懇親会

「ボランティア 心一つに 春を呼ぶ」


ちなみに三貫清水の会のホームページは以下のアドレスです。
http://oak.zero.ad.jp/s1matsui/

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