週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2005年02月14日号 vol.08 
2月14日(月)

世間では、バレンタインデーと言うようですが、私にはいっこうに関係なく、2月定例会前の「各派代表者会議」、「議会運営委員会」が開かれました。


どちらも、2月21日に招集される2月定例会への付議予定議案について知事はじめ執行部からの説明がありました。


今回の議会には、予算が20件、条例が80件、事件議決が13件の合計113件が提出される予定です。


予算案には、私が提案いたしました「高等養護学校の整備」や「学習障害児等への教育支援体制の充実」など、我が党の主張が数多く盛り込まれているようです。


詳しくは、2月定例会の代表質問、一般質問、予算委員会などで審議を行う予定ですが、いずれにしても県民の目線でしっかりチェックをしてまいります。


2月18日(金)

肺塞栓予防申し入れ
公明新聞平成17年2月19日付


午後から、厚生労働省に赴き、私がかねてより高野ひろし参議院議員(公明党埼玉県本部代表)と一緒に取り組んでいる「肺塞栓症の予防」に関する申し入れ書を西博義副大臣に手渡しました。「肺塞栓症」とは、出産や手術などで長時間体を動かさない状態が続いた時に、足の静脈に出来た血栓が肺に移動し呼吸不全を引き起こす疾患です。その原因のほとんどが深部静脈血栓症といわれ、深部上脈血栓症との合併症とも言われております。最近、日本人でも発生率が高くなっていることがわかってきました。出産時に発生した場合、妊婦が死に至ることもまれにあります。昨年、私たちの要望が実り、出産時などにおける予防のための「弾性ストッキング」が保険適用になりましたが、今回は、さらに「深部静脈血栓症既往患者の弾性ストッキングの保険適用」や「低分子ヘパリンおよび類似薬品の保険承認」などを申し入れました。


そもそも、肺塞栓症という疾患との出会いは、平成15年の6月、奥さんを肺塞栓症で亡くした江原幸一さん(肺塞栓症・深部静脈血栓症患者の会代表)と知り合ったことでした。当時江原さんは、国への働きかけの相談に高野ひろし参議院議員を訪れたのでしたが、地方自治体でもしっかり要望啓発に取り組んでもらいたいとの思いで、埼玉県知事に要望書を提出したいとのことでしたので、私が紹介議員となり提出いたしました。その後本県では、保健所や医療機関で妊産婦などに対して予防の啓発を積極的に行っております。


今回の厚生労働省への申し入れには、三重大学医学部の中村真潮先生にも御同席いただきました。


江原代表が開いている肺塞栓症に関するホームページは、以下のアドレスです。
http://homepage3.nifty.com/inochi/


「幼子の 笑みにも似たる 梅の花」

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