週刊はたけっち・バックナンバー



◎ 2005年10月11日号 vol.24 
10月3日(月)

 午前10時より、本会議開会。 トップバッターとして我が党の久保田厚子議員(越谷市選出)が登壇。 女性の立場、母の立場から、「少子化対策」や「不登校対策」、 「女性専門外来の拡充」などを取り上げました。
 その中でも、不妊治療の助成について、5年間の延長を提案し、 上田知事から延長を前提に検討するとの答弁を引き出しました。 久保田議員は、日頃から「一人の声を大切に」との思いで、 政策実現に取り組んでいますがその姿勢が実った素晴らしい質問となりました。
 我が団の一期生の活躍に、私も「より一層政策立案能力を磨かなくては」 との思いを深くいたしました。





10月6日(木)

麦の会・要望


 夕刻より、LD(学習障害)等軽度発達障害者の保護者で作っている 「埼玉親の会<麦>」(代表・矢崎弘美様)の方々と上田知事に要望を行いました。
 教育・福祉・医療・就労等多岐にわたるものでしたが、上田知事からは、 「ともすれば、見落とされやすい障害である軽度発達障害の支援について 関係課が連携を取って取り組むよう努めます」との回答を得ました。
 私は、平成9年6月定例会において、LDの問題を県議会で初めて取りあげました。 以来、関係者からの義意見や、現場の視察等をふまえ、 今日まで支援の強化を訴えてまいりました。 取り上げた頃は、全く件としても認識がなかったところですが、 その後、学校での対応マニュアルの作成や巡回指導の導入など少しずつではありますが、 進んできております。しかし、700万県民の大県でもありますので、 さらにスピードアップが図られるよう努めてまいります。




10月7日(金)

 午前10時より、私が所属しております「環境農林委員会」が開催されました。 まず、9月補正予算案について審査を行いました。 環境部関連では、地盤沈下防止対策費が計上されておりますが、 これは、地盤沈下と地下水のくみ上げとの因果関係を調査するものですが、 財源としては、全額国の負担となります。農林部関連としては、 平成19年開催予定のジャパンフラワーフェスティバルの開催準備推進費や 本年8月の豪雨により被害を受けた農林道や農業用施設の災害復旧費などです。 共産党以外の賛成多数で可決致しました。
 その他、環境部から「石綿(アスベスト)問題に係る環境対策」について、 農林部から「高病原性鳥インフルエンザ対策」について報告がなされました。 その中で、私は特に、「石綿(アスベスト)問題に係る環境対策」について、 「解体等工事の現地調査を行うにあたって、マンパワーは十分なのか、 不法投棄対策として県民からの通報も受けるようになっているが、 受け手の体制は十分できているのか等をただしました。執行部からは、 現地調査については、職員挙げて全力で取り組む旨の決意が披瀝されました。
 また、通報の受信体制についても、平日20時までは、 フリーダイヤル(0120−530−384)から職員が受け、 その後の夜間や休祭日について緊急性のあるものは、 職員の携帯に連絡できるシステムになっていることが報告されました。
 私が、不法産業廃棄物処理業者の問題に取り組んでいた、 平成11年頃は夜間土日とも環境管理事務所の職員と連絡が 取れないという状態でしたので大いなる進歩だと思います。 これも、あのころからのねばり強い執行部への働きかけが ようやく実ったのだと実感致しました。
 今後も、皆さんの側に立って、辛抱強く働いてまいります。




10月8日(土)


 午後2時より5時まで、北区全域を今村とよ子市議と一緒に宣伝カーで回りました。 過日の衆議院総選挙の報告と国・県・市の公明党の活動の報告をいたしました。
 道々、手を振っていただいたり、声をかけていただいたりした皆様、 本当にありがとうございました。




10月9日(日)


 午前10時より、月一回恒例の「三貫清水の会」によるボランティア活動に参加。 雨にもかかわらず、30人ほどの方が熱心に活動されました。 頭が下がる思いです。
 私も上下カッパを着込み勇んで参加しました。 それにしても、どうしてこう日本人は、簡単に公共の場所にゴミを捨てるのでしょうか。 今日も又、タバコや新聞紙、はたまた家具まで斜面林に捨ててありました。
 それで思い出しましたが、自分の車のシガレットケースの吸い殻を道路に平気で 捨てる人もたまに見受けられますね。 このような人は、自分のうちでもゴミを平気でゴミ箱以外に捨てるのでしょうか。 それとも、自分の家以外は汚しても良いと考えているのでしょうか。 同乗している自分の子供にどのように説明するのでしょうか。本当に残念です。
 埼玉県には、いわゆる「ポイ捨て禁止条例」が制定されているのですが…。 これらのゴミ、例えば国道などで清掃活動を委託する場合、 当然人件費がかかっております。それもすべて貴重な税金が財源になります。 ちょっと気を付ければ済むものをもったいないですよね。
 自分のゴミは自分の責任で処理する。それが、きれいなニッポンを作ることになると 思うのですが、いかがでしょうか。
 そんな「当たり前」を私たちはどこに置き忘れてきてしまったのでしょうか。 こんなことを考えるのも、午後から参加した、「第35回 大宮民謡連盟発表会」 の日本の伝統芸能、文化に心を揺さぶられたからでしょうか。



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