週刊はたけっち・バックナンバー







◎ 2006年05月29日号 vol.22 

5月24日(水)

 私が副委員長を務める「警察委員会」の視察が行われました。初日の午後、本年の3月16日に開港なった「新北九州空港」のセキュリティーを中心に視察を行いました。
 この空港は、利便性を高めるために、午前5時から翌日の午前2時まで21時間運用されています。それだけセキュリティーには細心の注意を払っていました。
空港の場所は、海上の埋め立て地で一本の橋で結ばれており、有事の際は、橋を封鎖し対応するようになっています。 また、空港内の交番警察官では不十分ですので、民間警備会社の警備員37名が警備を担っています。
 施設的には、3階の展望デッキには、足湯があり人気を博しているそうです。 この日は大変天候もよく、多くの方が足湯につかっていました。また、高齢者の方々も多く訪れていました。



5月25日(木)


 2日目の午前中は、山口県宇部市にある「生活安全ふれあい館」を視察いたしました。これは、全国初の参加体験型防犯学習施設で宇部警察署の敷地内にあります。
立体映像による「犯罪事故体験シアター」や110番の通報体験ができるコーナーなどがあります。特に、どちらも、参加者の判断によって犯罪の結末が違うように設定されたり、通報者の対応により犯人検挙までの時間が違ったりなど大変工夫を凝らしていました。
 午後からは、「セーフティプラザやまぐち」(山口県交通安全学習館)を視察いたしました。各人がチェックカードを持ち、様々なクイズや体験をすることにより自身の能力をすると同時に知識を習得できるようになっています。
私も動体視力の検査を行いましたが、総合判定が「ヨクナイ」でした。より一層安全運転に心がけるようにしましょう。「安全運転自己診断」も行いましたが、交通法規もあらためてみるとちょっと忘れていることも有りました。
 屋外では、「雨天制動体験コース」で運転させていただきましたが、雨の日は絶対にスピードを出さないことが鉄則ということ実感いたしました。また、ダミー人形を使った衝突実験では、人形といえどもショックでした。
本県の交通安全教室でも是非取り入れることが必要だと参加者一同意見が一致いたしました。




5月26日(金)

 3日目の午前中は、広島県警から、広島県の暴走族対策について伺いました。平成11年より、県条例や広島市条例を制定したり、「暴走族相談員」を任命したり、市民にもご協力をいただくなど、様々の取り組みをした結果、かつて暴走族が集結した広島の三大祭りにおいて全く見かけなくなったそうです。そればかりか、今では、警察官に「今ここで一生懸命働いているから」と祭りのたびに報告をしてくるかつての暴走族がふえているそうです。警察行政だけでなく、市民の協力があって初めてこのような取り組みができるのだと実感いたしました。



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