週刊はたけっち・バックナンバー







◎ 2007年9月28日号 vol.28 

9月20(木)〜23日(日)


 この間、埼玉県議会「日中政治経済振興議員連盟」の一員として、本県の姉妹省である「山西省」に視察にいきました。詳細は、後日ご報告いたしますが、概要は、以下の通りです。

☆9月20日:午前9時30分、成田国際空港発の北京行きの飛行機で出発いたしました。北京には、午後1時過ぎ(現地時間)に到着。その後、山西省の太原市にフライトの予定でしたが、出発、数日前に午後の便は飛ばなくなったとの情報により夜の便に変更したため、空き時間を有効に使い、世界遺産である「万里の長城」の視察を行いました。本県では、行田市の「さきたま古墳群」を世界遺産に登録しようとの動きもあるため、その参考のためにも視察させていただいたところです。

山西省訪問・副省長との面会

☆9月21日:午前9時より、山西省副省長・宋北杉氏等、省政府要人との会見。知事からの親書を手渡しました。 午前10時に山西大学への公式訪問。郭貴春学長と会見した後、日本語を学ぶ学生並びに教師陣、および本県から山西大学に留学している学生(社会人も含め6名)との意見交換会を参加いたしました。ここでは、大変有意義な交換会となりました。特に、日本語を学ぶ学生の目的意識の高さ、政治家の靖国参拝などへの懸念など、大変考えさせられることが多くありました。 午前11時から、山西省人民代表大会常務委員会・紀馨芳常務副主任等、省人民代表大会の要人との会見。このとき、県議会議長の親書を手渡しました。 お昼からは、紀馨芳常務副主任主催の昼食会にご招待をいただき、親しく懇談をいたしました。その際、訪問団を代表して、私が挨拶をさせていただきました。特に、本県と山西省との、文化、教育、経済等の交流を今後40年、50年と末永く続けられるよう、訪問団として微力を尽くしていくことをお約束いたしました。 すべての公式行事が終わり、大同市へバスで移動いたしました。これは、翌日、雲崗石窟など歴史的遺産を視察するためです。大同市には、夕刻到着いたしました。

山西大学・学生との意見交換会

☆9月22日:朝9時より、これも世界遺産である雲崗石窟を視察いたしました。今から、1600年ほど前に建設された石窟に大きさに圧倒されました。建設当時のことを考えると様々なことに思い至りました。そのことは、後日、述べさせていただきます。 その後、華厳寺、九龍壁など史跡を視察させていただきました。 当初の予定では、この日、大同市で止まり翌日、バスで北京に行き午後3時20分の便で成田に飛ぶ予定でしたが、北京までの道路が工事中ということが中国に行ってからわかり、急きょ22日中に大連市に戻ることとなりました。

☆9月23日:午前9時30分のフライトで北京に戻り、成田までのフライトに3時間ほどありましたので、昼食時間を割き、天安門広場の視察を行いました。100万人が集まれる広場の大きさは想像通りであり、人民大会堂や毛沢東記念館など外観のみですが、見ることができました。また、10月1日からの国慶節に向けての花によるモニュメントも完成しており、非常にいいタイミングで拝見させていただきました。 この日、夜7時半頃(日本時間)、無事成田に到着をいたしました。 今回も大変有意義な視察を行わせていただきました。これも、4期目に当選させていただいた皆様のおかげです。心から、感謝申し上げます。 今回の視察の成果を県政進展に生かすとともに、さらなる精進を重ねて参ります。大変にありがとうございました。


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