週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2008年7月07日号 vol.24 

6月30日(月)


 本日は、午前10時より、私が所属をしている「企画財政委員会」が開かれました。今定例会では、知事提出議案はありませんでしたが、「米軍キャンプ朝霞跡地の有害物質並びに地下構造物除去を国に求めることについて」という請願の審査を行いました。これについては、「請願の前提となる事実関係に不明確な部分があり、採択すべきかどうか判断することは時期尚早」という理由で、全会一致で継続となりました。
 その他、当面する行政課題として、@「鉄道駅のバリアフリー化の状況について」A「宇都宮線・高崎線の東京駅乗り入れ工事の着手について」報告がなされました。宇都宮線・高崎線の東京駅乗り入れについては、私も当選以来取り組んできた課題です。特に、県議会で唯一、東海道線との相互乗り入れを提案しております。その結果、平成25年度の完成の暁には、東海道線との相互乗り入れが実現いたします。また、その提案は、すでに、湘南新宿ラインとして新宿駅経由で実現しております。


7月2日(水)


 本日は、午前中に「少子・高齢福祉社会特別委員会」の審査が行われました。 今定例会では、子育て支援対策、特に少子化対策と児童虐待防止対策について審査いたしました。ちなみに、私は、平成17年度にこの委員会で委員長を務めました。その際、執行部に提案した「意見・提言」が平成18年度より反映をされ、少しずつ実っております。また、私が平成18年2月の代表質問で提案した「少子化対策局」が中心となって行っている、「パパ・ママ応援ショップ」や「子育てハッピーキャンペーン」など、大変好評を博しております。特に、「パパ・ママ応援ショップ」は公明党議員団の提案ですが、6月17日現在で、7,586店の協賛店の数となり全国一の規模になっております。また、同じく、公明党議員団が提案にした「小児救急医療電話相談事業(#8000)」も、平成19年6月からの実施ですが、本年3月までに12,429件の相談を受けております。子育て家庭に安心を与えると共に、救急患者で悩む病院の負担軽減に貢献しています。  当委員会で、私が、提案した意見・提言は次の通りです。
  • 子育て支援について
     ・パパ・ママ応援ショップ事業は、
      平成22年度以降も継続させること。
  • 児童虐待について
    ・児童虐待防止について、対応にあたる
      関係者の資質向上に努めること。
    ・県営住宅の継承制度について、
      育児放棄(ネグレクト)のケースなどを考慮し、
      制度の見直しを図ること。
 午後1時30分からは、「議会あり方研究会」が開かれました。これは、任意の研究会ですが、議会改革の一環として、「県政調査費の透明性の向上」や「議会活動の活性化」などを協議するものです。本年度中に一定の結論を出し、条例改正などの必要な手続きをしようとするものです。私は、この研究会の副幹事長として、議論のための素案づくりや議論の円滑な運営など、あり方研究会の屋台骨を支える活躍をしています。


7月4日(金)


 本日は、6月定例会の最終日。知事提出議案8件につきまして、すべて原案通り可決いたしました。公明党議員団としても賛成をいたしました。  主なものとして、第99号議案「埼玉県学校設置条例の一部を改正する条例は、新たな特別支援学校「埼玉県立上尾かしの木特別支援学校」を上尾市内に設置するものです。これで、特別支援学級の教室不足が少し改善されます。  また、第103号議案「財産の交換について」は、さいたま新都心に中規模展示場等を整備しににぎわいを創出しようとするものです。私もあ議員連盟の副会長として尽力してきました。  今後も皆様の声をしっかりと県政に届けてまいります。


7月5日(土)


 午後4時から、彩の国さいたま芸術劇場において、「彩の国さいたま寄席 四季彩亭」が開かれました。私も鑑賞させていただきました。今回は、平成19年度「彩の国落語大賞」の大賞受賞者である柳家三三(さんざ)師匠の凱旋公演となります。ゲストに立川談春師匠が駆けつけました。談春師匠自身、平成14年度の大賞受賞者でもあります。三三師匠が10代目の大賞受賞者ですが、この賞の歴史を談春師匠が、口座で語っていただけたのには、胸が熱くなりました。なぜなら、若手落語家の登竜門であるこの賞を提案したのが、私に他ならないからです。今後の文化・芸術の振興に全力を尽くしてまいります。



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