週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2009年4月21日号 vol.15 

4月14日(火)


 今日から二日間にわたって、公明党県議団5名で、長崎県に視察に赴きました。
初日の本日は、午後から、雲仙市にある社会福祉法人南高愛燐会コロニー雲仙を視察いたしました。
 「普通の場所で愛する人と暮らしたい」とテーマに、職業訓練、就労支援、生活支援と一体的に取り組んでおられます。県下で1,441名の方が支援を受けております。
(平成20年10月1日現在)

 地場産業である島原手延べ素麺の製造を主体とした就労継続支援(A型)事業所「コロニーエンタープライズ」の作業現場を拝見させていただきましたが、見事なまでの仕事ぶりでした。うまくいっている要因は、作業工程を細かく分けて一人一人にあわせた仕事をしてもらっていること、所長はじめ職員が常に明るく元気に前向きに取り組んでいることなどがあげられると思います。  また、時代の要請にあわせたグループホーム・ケアホームの中も拝見させていただきました。隅々まで気を配った建物となっておりました。  さらに、第三セクター職業訓練法人「長崎能力開発センター」の成果もレクチャーいただきました。

 その後、理事長を囲んで種々活発な意見交換を行い実りある視察となりました。



4月15日(水)


 団視察の二日目は、まず、長崎原爆資料館に行きました。館長から御丁寧に説明をいただき、質疑応答を行いました。  私からは、「長崎市民平和憲章」の中に「私たちは、過去の戦争を深く反省し」とあることに触れ、埼玉県議会では、最近、自由主義史観からの発言が強まっているが、長崎県では、これらの立場からの発言はないのかと伺いました。
 長崎県でも、本県と同様の動きがあり、展示内容についても神経をとがらせているとのことです。  今、私たちにとって大事なことは、「不戦」の流れを未来に向けてどう作るかであり、そのために過去の反省が必要だと考えます。

 展示を視察したあと、「国立長崎原爆死没者追悼平和記念館」に移動し、原爆の犠牲になられた方々への追悼を静かに行いました。

 終了後、復元なった「出島」を回りながら、鎖国時代の文化に思いをはせながら帰路につきました。



4月16日(木)


 午前10時より、規程の改正がなされた県政調査費に関する説明会が行われました。原則、領収書全面公開に向けて、新たな運用指針が定まりましたので、それについての説明が中心でした。
 事務局の説明のあと、質疑応答が行われましたが、「議会あり方研究会」の副幹事長の立場で私が答える場面が2度ほどありました。


4月17日(金)

落語大賞表彰式

 午前11時より、彩の国さいたま芸術劇場で、11回目となる「落語大賞」の表彰式に来賓として参加いたしました。今回の受賞は、立川生志さんでした。残念ながら、ご本人は、所用のため参加できませんでしたが、代理の方が出席されました。

 もともと、この賞は、私が、平成10年の2月定例会で、彩の国さいたま芸術劇場で若手落語家の登竜門の寄席を行いグランプリを出したらどうか、本県を落語文化の発信基地にと提案したことから始まったことです。初代大賞受賞は、林家たい平師匠です。今や、若手落語家でどうしても「取りたい賞」になっているようです。生志さんはそのようにコメントしていたそうです。

 そのような関係から、毎回表彰式に私が呼ばれております。  その模様は、テレ玉のお昼のニュースで報道されたようです。



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