週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2009年6月09日号 vol.21 

6月3日(水)


 本日より、「総務県民生活委員会」の県外視察が3日間にわたって行われます。  初日の本日は、午後から「岡山県ボランティア・NPO活動支援センター」を視察いたしました。ここは、平成17年9月に開設され、すでに18万3千人の利用者がいるそうです。センターが入っている「きらめきプラザ」には、男女共同参画推進センターや消費生活センター、福祉団体の事務所などが入り、複合センターの特長をいかし、ワンストップサービスができることから、県民には大変喜ばれているようです。  今後の課題としては、県全域に渡るサービスの拡充が求められるとのことです。 県有施設においては、設置場所に近いところが恩恵を受けやすいという課題はどの県でも共通することだと感じました。


6月4日(木)


 本日は、「総務県民生活委員会」の県外視察の2日目です。  午前中には、岡山市内にある潟xネッセコーポレーションの人材活用・人材育成について伺いました。  同企業は、かつて「福武書店」として創業し、「進研ゼミ」で大きく発展した企業です。私は、県議になる前、活鼾Z舎という編集プロダクションに勤務していましたが、その時、「進研ゼミ」の編集にも携わらせていただきました。個人的には、大変懐かしく思いました。今から、20年近く前ですが、当時、大学卒業の女性をたくさん入れていた時期だったようですが、あの頃から紆余曲折を経ながら、今では、男女共同参画の理想的な取り組みをされている企業に成長されていました。そのご努力に敬意を表したいと思いました。 そのあと、香川県の直島に渡り、午後からは、潟xネッセコーポレーションと直島町が力を合わせて行っている文化・芸術を柱とした観光振興などについて学ばせていただきました。 今では、ミシュランガイドにも紹介され、ヨーロッパから観光客が来るという、人口3,500人足らずの「島」では、考えられないすばらしい状況です。   このようになるためには、潟xネッセコーポレーションの協力も大きかったと思いますが、やはり、「家プロジェクト」「屋号表札のある町」等の地区挙げての取り組みが何より功を奏していると思われます。 このことが、より重要であると実感させられました。


6月5日(金)


 「総務県民生活委員会」の視察、3日目です。本日は、午前中に、香川県庁に伺い、香川県の県税徴収の確保策について視察いたしました。  この課題は、どこの県でもあることですが、香川県では、担当職員一人にゆだねていた徴収率アップを「班体制」を組んだり、「香川滞納整理推進機構」という組織を作ったりし、努力をされておりました。さらに、県の入札資格に「個人住民税の特別徴収実施」を入れていることが画期的でした。事業者に理解をいただくことに努力を要したようですが、それだけ、切実な問題だということがよくわかりました。


6月7日(日)


 午後に、加須市で行われました、日本ボーイスカウト埼玉県連盟の平成21年度定時総会に、「埼玉県議会ボーイスカウト・ガールスカウト推進議員連盟」の副会長として参加し、代表して来賓挨拶と議員連盟からの助成金の交付をさせていただきました。  本県が、日本一の「教育立県・埼玉」の構築を目指していることも話させていただきました。


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