週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2009年6月30日号 vol.24 

6月22日(月)


 本日より、6月定例会が開会されました。
 上田知事からは、約720億円に上る、6月補正予算としては過去最大規模の補正予算案が提出されました。うち、安全・安心の実現に約101億円、少子高齢化社会の対応に約301億円、地球温暖化・省エネ対策に約20億円、社会資本の整備に約130億円などです。 中でも、6月9日に提出した、我が団の緊急要望のうち、「既設道路への信号機整備」については、28基増設される予算が計上されました。また、「県有施設への太陽光発電装置の設置促進」については、「さいたまスーパーアリーナの太陽光発電設備の増設」、「県立学校への太陽光発電設備の設置の拡充」として予算計上されました。

 条例の改正については、13件が提案されました。 私は、議会運営副委員長として、今議会も公正・公平かつ円滑の進むよう、また、何よりも県民の声が届く議会となるよう全力で努めてまいります。



6月24日(金)


 午前9時30分より、議会運営委員会が開かれました。まず、本日10時からの本会議の流れを確認いたしました。そのあと、自民党からは、議員提出議案として、「埼玉県行政に係る基本的な計画について議会の議決事件等と定める条例の一部を改正する条例」と提出したい旨の発言があり、条例案の概要が示されました。  私の方からは、公明党議員団としても、議員提出議案として「埼玉県文化芸術振興基本条例」を提案したい旨の発言をし、条例案の概要を配りました。今後の取扱は、議会運営委員会において決めることとなりました。 この条例の制定は、公明党議員団として、一般質問を通し執行部に働きかけてきたものです。執行部側からは、制定に向けての取り組みがなされなかったため、4年前から、議員提案で制定する準備を私が中心となって進めてきました。平成19年2月定例会の議会運営委員会において、一度、我が団より提案いたしましたが、時期尚早ということで審議未了に終わりました。 それ以後、私が先進県を訪れるなどし、2年がかりで、条例案のグレードアップ化を図ってまいりました。 条例案の概要については、以下の通りです。

趣旨:文化芸術振興施策の総合的な推進を図り、心豊かな県民生活及び活力ある社会の実現に寄与するための条例の制定。

内  容
・文化芸術の振興に当たっての基本理念を定める。
・文化芸術の振興を図るための県の責務を定める。
・県は、文化芸術振興施策の推進を図るため、
 文化芸術振興計画を定めるものとする。
・文化芸術振興のための施策

7月10日(金)の成立を目指し、油断せず頑張ります。
 午前10時から始まった本会議では、今日から一般質問が始まりました。  午後3時からは、本日の3人目として、我が団から、西山淳次議員(所沢市選出)が登壇いたしました。彼が、力を入れている「障害者の雇用について」「くぬぎ山保全と三富地域の振興について」など、現場視察をふまえ提案を含めた格調高い質問でした。さすがに、我が公明党議員団の政調会長です。  知事はじめ、執行部からは前向きの答弁が返ってきました。



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