◎ 2009年7月28日号 vol.28
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7月22日(水) |
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本日より、循環社会対策特別委員会の県外視察が始まりました。日程は、三日間です。
初日の今日は、岩手県の雫石町にある株式会社バイオマスパワーしずくいしを午後に訪問いたしました。
小岩井牛乳で有名な小岩井農牧株式会社を中心に、四企業と雫石町による出資会社です。小岩井農場から出る牛糞などのバイオマスから発電や堆肥の生成などを行っている資源循環施設です。
今まで、牛糞や学校給食からてる残栽などは焼却されていましたので、それがなくなっただけでも、CO2の排出がなくなり、発電された電力は小岩井農場に売電されていることから、その分のCO2削減にもつながっています。
将来的にも、発展が見込まれる施設だと思いました。
ただ、牛糞などを利用していることなどから臭いがひどく、その立地条件などで課題が残ります。
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7月24日(金) |
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視察の三日めは、岩手県林業研究センターです。
間伐材を利用したベレットストーブの開発やチップボイラーの開発を手掛けています。県内での普及も進んでいるようです。
ただ、私が勘違いしていたのは、間伐材は決して廃材ではないということです。間伐材も長年育ててきた財産であるということです。ですから、バイオマスパワーしずくいしでは、食物残さを引き取ることで処分費用を取ることができましたが、ここでは逆に間伐材を買わなければいけません。ここに大きな違いがあることがよくわかりました。
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