週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2010年9月6日号 vol.18 

さいたま市の防災訓練が行われる  8月29日(日)

さいたま市の防災訓練

午前中に、さいたま市の防災訓練を視察いたしました。  さいたま市は、政令指定都市ですので、9都県市合同の防災訓練との位置づけです。いざというときは、周辺自治体との連携も重要な課題となります。  本年度は、私自身、県議会の「警察危機管理防災委員会」に所属をしております。このような現場の取り組みを視察することも重要な議員活動となります。


警察危機管理防災委員会視察・初日  8月30日(月)


 本日より、一泊二日で「埼玉県議会警察危機管理防災委員会」の視察が始まりました。  初日の今日は、栃木県栃木市にある「栃木刑務所」を視察いたしました。ここは、全国に八箇所ある女子受刑者を収容する刑務所の内最大級のものだそうです。  受刑者の年齢は、50歳以上が全体の約36%を占めており、40歳代を含めると60%を超える割合となっています。高年齢化が顕著になっています。  ここでは、適正な刑の執行を行っていることはもちろんのこと、再発防止のための改善更生・社会復帰に向けた教育プログラムを実施しております。  内容としては、2級ヘルパーやエステシャンなど就労機会が多いと見られる職種の職業訓練を、関係団体と連携し実施しています。  就労訓練の場面なども見せていただきましたが、現代のように、閉塞感が漂っている社会では、誰もがちょっとした間違いで犯罪者になってしまう可能性が横たわっていると、考えざるを得ませんでした。  いかに、犯罪を生まない温かな社会を築くかが最重要ではないかと思いました。理想主義的と言われるかもしれませんが、みんながそこに気づき、力を合わせていくことが必要ではないでしょうか。


警察危機管理防災委員会視察・二日目  8月31日(火)


 視察の二日目。午前中は、「栃木県交通安全教育センター」を視察いたしました。栃木県の免許センターに隣接されております。本県で言えば、鴻巣の免許センターの隣にあるようなものです。本県には、このような教育センターはありませんが。 同センターは、無料で学習できる交通教育館と有料の安全運転コースと二つに分かれております。 交通安全館は、私たちも乗りましたが、興味を引くシミュレーションが数多く用意されております。 このような工夫をしながら、交通安全意識を高めることは重要だと感じました。 午後からは、東京の調布市にある消防庁の消防研究センターを視察いたしました。 ここでは、本件発生しましたドンキホーテの放火事件や新宿の歌舞伎町のビル火災など、様々な火災に関するメカニズムの分析を行っております。そして、適切な消火活動や火災事故の防止につなげようとするものです。実験棟での実験は、しばしばマスコミにも取り上げられています。 このような地道な研究がとても大事であることを実感いたしました。


県の防災訓練が行われる  9月5日(日)

県の防災訓練1

県の防災訓練2


 本日は、埼玉県の防災訓練を視察いたしました。場所は、羽生市です。過日のさいたま市の防災訓練より大きな規模で行われました。  訓練では、団体・協会の協力をはじめ、広域的な協力関係も見られました。その一つの表れとして、北海道警察も訓練も訓練に参加されていました。  このような訓練を重ね、また、各家庭でもしっかりと話し合うなど、常日頃からの備えが必要だと思います。
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