週刊はたけっち・バックナンバー

◎ 2010年12月27日号 vol.25 

平成22年度埼玉県議会
ブランデンブルク州友好親善訪問
 
10月31日(土)〜
11月4日(木)

ブランデンブルク写真

ブランデン写真


 埼玉県議会は、上記の日程で、日独交流150周年、東西ドイツ統一20周年にあたり、姉妹州であるドイツ連邦共和国・ブランデンブルク州を訪問しましたが、私もその一員で参加いたしました。 ブランデンブルク州議会では、グンター・フリッチェ同州議会議長らと意見交換を行い、今後も、経済分野や環境分をはじめ、様々な分野での交流に協力していくことに合意しました。 さらに、上田知事とマティアス・プラツェック同州首相が交わした相互交流の強化を確認する共同声明に、渋谷副議長がグンター・フリッチェ同州議会議長とともに立会人として署名しました。 さらに、再生可能エネルギー導入状況の視察として、太陽光発電施設などを視察したほか、映像産業集積地バーベルスベルグなどを訪問しました。   


埼玉県上海ビジネスサポート
センター開設に伴う上海訪問
 
11月11日(木)
〜13日(土)


 埼玉県上海ビジネスサポートセンターの開設記念式典を開催するために、知事訪問団と私たち県議会の「日中友好議員連盟」および「日中政治経済議員連盟」の所属議員が訪問いたしました。 式典では、上海市関係者、中国企業、現地日系企業等との交流や県産品の展示などを通して埼玉県のPRを行いました。 合わせて、中国最大の食品の展示会である「フード&ホスピタリティ・チャイナ2010」も訪問し、PR活動を展開していた、県内企業の方々との交流を持ちました。私は、議員団の副団長として参加いたしました。  詳細は、別項の報告をお読みください。

別紙報告書



12月定例会、始まる  12月1日(水)


 本日から、12月定例会が始まりました。午前10時より、本会議が開かれ、知事提出議案の説明がなされました。  補正予算は、約42億7600万円の規模。「彩のかがやき」などの水稲の高温障害への対応予算などが主なものです。 条例案は、母子福祉センターを4箇所設置し、その運営を県が行おうとするための「埼玉県母子福祉センター条例の一部を改正する条例」など9件が提案されました。 その他、私が実質的に作成した「埼玉県文化芸術振興基本条例」に則った「埼玉県文化芸術振興計画」の策定についてや指定管理者の指定についても提案されました。 日程は、12月の22日(水)までです。


久保田厚子議員、登壇  12月7日(火)


 本日より、一般質問が始まりました。我が党の久保田厚子議員(越谷市選出)は、午後3時からの3番手で登壇。女性の視点ならではの質問を展開いたしました。特に、男女共同参画社会の推進や子育て支援、女性特有のがん予防対策の拡充などは説得力のあるものでした。  また、海外視察の成果を踏まえ、海外留学の促進についても質問いたしまいたが、県教育局としては、私が顧問を務めている「(財)日本AFS協会埼玉支部」との連携をさらに取っていこうとの答弁もしておりました。


蒲生徳明議員、登壇  12月9日(木)


 本日は、一般質問の三日目。我が党からは、蒲生徳明議員(草加市選出)が、午後3時から登壇いたしました。  内容としては、暴力団排除の取組について、子どもの健全育成に向けた新たな有害図書の指定についてやいじめ、自殺根絶への取組についてなど、正義感あふれる蒲生議員らしい質問でした。特に、暴力団排除については、並々ならぬ情熱を持っており、本県でもまもなく条例が制定されます。これも、蒲生議員の情熱が警察本部を動かしたものです。


常任委員会開かれる  12月15日(水)


 私が所属している「警察危機管理防災委員会」では、議案として、財産の取得を審査いたしまいた。これは、今夏、山岳救助中に墜落した防災ヘリコプター「あらかわ1」の後継機として取得するものです。納入時期は、平成24年3月23日(金)です。この議案については、総員を持って「可決すべきもの」と決しました。一刻も早く、防災航空の2機体制が求められます。  また、この事故をきっかけに、提案された「埼玉県防災航空隊の緊急運航業務に関する条例」についても審査をし、総員を持って「可決すべきもの」と決しました。  警察本部関係としては、議案がなく、「検視・鑑識業務の現状と課題」について報告されました。


少子・高齢福祉社会対策
特別委員会が開かれる
 
12月17日(金)


 私が委員長と務めている、この特別委員会は、午前10時から開かれました。  今回は、「障がい者の自立支援について」審査をいたしました。執行部からは、現状と重点施策について説明があり、その日種々活発に論議をいたしました。  執行部に提案する「意見・提言」は、次のようにまとまりました。

 @障がい者入所施設の整備については、法制度の改正も含め、その必要性を国に強く要望するとともに、県の補助制度の更なる充実を図ること

 A障がい者の自立を支援する取組として、当事者をボランティアを含めた更なる地域支え合いの仕組みを構築すること
 Bうつ病患者が、より積極的に精神障がい者手帳を申請できるように啓発活動を協力に推し進めること



12月定例会、最終日  12月22日(水)

壇上写真

 本日の最終日は、午前10時から本会議が開かれ、各常任委員長、特別委員長から報告がされました。私も「少子・高齢福祉社会対策特別委員長」として登壇いたしました。  午後からは、討論・採決が行われ、知事提出議案についてすべて原案通り可決されました。  また、議員提案の「埼玉県防災航空隊の緊急運航業務に関する条例」も可決されました。  我が党からは、「埼玉県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例」を提案いたしました。私が、提案者を代表して提案理由を説明いたしました。(別項参照)  質疑はありませんでしたが、共産党が「反対討論」をいたしました。いろいろ理由を述べていましたが、我が党は、定数を現行の94から90に減らそうとするものですから、定数増を考えている共産党は賛成できないわけです。この時代、議員の数を増やそうというのは、時代錯誤も甚だしい。  我が党は、石渡豊議員(上尾市選出)が賛成討論をいたしました。  採決の結果は、残念ながら、自民党、民主党、社民党、共産党が反対し、賛成少数で否決されました。  しかし、4年後には必ず生きてくると思います。

別紙報告書



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