「私の生き方ふるさと講演会」を10年間の事業に/
はたけやま清彦県議
平成9年06月定例会/一般質問より
先日、私は春の選抜全国大会2位の実力をもつ県立余の高校の新体操部の皆さん方にお会いしましたが、彼女らは大変さわやかで、その瞳には青春のすがすがしい輝きがありました。
どのように目的を持って高校に入学してくるかが、充実した3年間を送るかどうかの大事な要素であります。何のための高校か、何のための進学か、それを教えるのが人生の先輩であります。
その意味で私が提案した「私の生き方ふるさと講演会」が大変好評を博しているとお聞きし、喜びに耐えません。県としては、3年間のモデル事業の後、市町村に移管したいと考えているようですが、地味だが全国に誇れるこの事業については、さらに充実させるためにも、向こう10年間、県が直接携わるべきだと考えます。
10年経てば、昨年参加した中学1年生が大学に進学して社会人1年生として講演できる可能性が出てまいります。自らが「私の生き方ふるさと講演会」で感動したことを、また次の世代の人に伝える。素晴らしいことではないですか。
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